学生生活を送るうえでPC関連のインフラは不可欠
学生生活を送るうえで情報の収集やデータの解析、レポートの作成に至るまでパソコン(もしくはタブレット)は必要不可欠です。これらの機器を導入し、必要となるソフトウェアをインストールするにあたり学生にかかる費用負担は大きなものになります。
併せて、前述の入学式後のオリエンテーションにもありましたが、大学側は学内ネットワークの取り扱いについてかなり神経質になっており、学生としてもOSを最新の状態にアップデートしたり、ウィルス対策ソフトウェアをインストールし常に最新のものにアップデートすることが求められています。
このような背景から、パソコン関係のハードソフトウェア会社は学割制度を設けているほか、大学でも在学中はソフトウェアを無償で利用可能にしたり、大学が会社と契約して安く購入できるようにしたりと対応を進めています。もちろんこちらについては社会人学生でも利用可能になります。今回は筑波大学が契約し、在学中に学生が利用可能なものについて紹介します。他の大学も同様の契約をしているかと思いますので、筑波大学以外の方も参考になるかと思います。
Apple On Campus
こちらは大学がAppleと契約することで、大学に所属する教職員、および学生が私費にて対象品を個人的に購入する際に、通常販売価格よりも安くアップル製品購入できるサービスになります。
対象商品としてはMacやiPadや各種ソフトウェアであり、iPhoneは対象外となります。
購入の際には、専用のリンクから筑波大学在学中に付与されるユーザーIDやパスワードを使ってログインしてください。また、専用のコールセンター(0120-994-994)も使用可能です。
なお、Apple On Campusでは年度内において使用の制限があり
- パソコン(デスクトップ、ノートブック、Mac mini):各1台
- ディスプレイ:2台
- ソフトウェア:各タイトル2本
Microsoft 教育機関向け総合契約(EES)
こちらも大学とMicrosoftが契約することで、大学に所属する教職員や学生が大学に所属している期間中はMicrosoftが提供するソフトウェアを無償でインストールして使用できるというサービスになります。
使用できる対象ソフトは
- Microsoft Officeソフト(Word, Excel, Power Pointなど)
- Office365クラウドサービス(Teams, Skype for Business, One Drive for Businessなど)
また、Microsoft Officeに関してはひとりあたりインストール台数の制限があり
- パソコン:5台
- タブレット:5台
- スマートフォン:5台
となっています。
なお、上記サービスは在学中のみ使用可能となります。
ちなみに、導入時には大学から付与されたアドレスを使用しますが、登録するにあたり少しイレギュラーな操作が必要そうです。導入時は筑波大学の全学計算機システムのホームページを参考にされるといいと思います。
学割Office
EESは卒業後は使用できない点がデメリットですが、それを補うために筑波大学では卒業後半年までは株式会社内田洋行が提供する学割Officeが購入できます。
使用できるソフトウェアはWord, Excel ,Power Point, Access, Outlook, OneNote, Publisherになります。これだけのソフトが入って卒業(予定)者は9980円で購入可能です。
さらに在学中はウィルスバスターでおなじみのトレンドマイクロ社製のアンチウィルスソフトも無料で使用できます。台数の制限は特になさそうです。
こちらは、学内のネットワークを用いてインストールする必要があります。詳しくは筑波大学 情報環境機構 学術情報メディアセンターのホームページを参照ください。
他にもいろいろあります
学生時代管理人が知らなかっただけかもしれませんが、ここまで充実していたのかと今になって思います。社会人にとっては既に導入済みの方も多いかもしれませんが、使用できるものは活用されることをお勧めします。詳しくは筑波大学 情報環境機構 学術情報メディアセンターのホームページを参照ください。
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