事前に入学試験受験者心得は読みましたか?
Web申請や受験料の振り込み、必要書類の提出を終え、面接などの入試対策をしっかりとしたら後は当日を待つだけです。ですが、筑波大学大学院の場合は試験日の約2週間前でしょうか、募集要項のページに入学試験受験者心得リンクが表示されますので、しっかりと確認しましょう。当日の各専攻(現学位プログラム)の会場や、注意事項や合格発表、当日の問い合わせ先などが載っています。直近の受験者心得のリンクはこちらになります。あとは、学位プログラムによって異なるかもしれませんが、各学位プログラムのホームページにも注意事項が記載されるケースがありますのでこちらも注意しておきましょう。
当日はどんな感じだったか
会場の雰囲気
1月31日当日の試験開始時間が9時15分と速かったので、県外とはいえ片道2時間30分はかかることから前泊するべきだったのですが、仕事の都合でそれはかなわず、眠い目をこすりながら朝早く電車を乗り継ぎ、TX(つくばエキスプレス)でつくば駅に到着し、筑波大学循環バスで大学までやってきました。学生時代には訪れたことのなかった研究棟が会場でしたので少し迷いましたが、1教室が控室になっていてそのまま、開始時間まで待ちます。確か受験者は私含めて10名弱だったでしょうか。正直緊張していてあまり覚えていないです。
試験開始時間になると試験官がやってきて当日の試験についての説明がなされます。私の志望した専攻は面接のみでしたので、面接室が2つある中で、残りの受験者は控室での待機です。質問時間を合わせると30分はかかることを考えると、人によってはだいぶ待たされるなと感じました。
面接の概要
そんなことを考えていると二人目に管理人の名前が呼ばれたので、早速の2つ目の面接室にノックをして入室します。中には面接官が4名と指導教官が目の前に座っていて、挨拶を済ませると、すぐに自分のパソコンをプロジェクターにつなぎ発表の準備に入ります。
発表は10分ということで、発表スライドは英語でしたが、日本語で発表してもいいということと、練習をしたかいがあり、時間内に落ち着いて報告することができました。その後面接官から質疑応答が始まりました。質問された主な内容は以下の通りです。
- 今回研究テーマとしている内容についてなぜやろうとしたのか(背景の確認)
- 研究テーマの独自性は何か
- この研究テーマで成果を出すことによってどのように社会に貢献できるのか
- この研究テーマの成果を基に次にどのようなアクションを起こすつもりか
- 研究に用いているサンプルについてなぜ特定の別のサンプルを行っていないのか
面接後
面談が終わると、事前に渡しておいた修士論文や既にアクセプトされた論文を回収し、早々に会場から出ます。さて帰ろうかと考えていたら、受験者退出後の面接官との相談が終わった指導教官が走って来て、少し話そうかとお声がけいただきました。合否はまだ伝えられないが、まぁよかったと、合格発表があったらその後どうするかを相談しましょうということでお開きになりました。
終了したのが指導教官とのお話し含めて10時半くらいだったかと思います。ですので、久々に大学からつくば駅前まで散策しながら向かい、つくばセンター周辺も変わったなと思いながら駅前で昼食をとり、電車で帰社しました。
自身の思いをしっかり伝えればきっと大丈夫!!
指導教官とすり合わせがしっかりできていて、その上で、指導教官が受け入れられると考えてくれれば、あとは入試の段階で必要最低限の学力があり、かつ面接時に自身の思いを伝えきれば合格すると思います。ただ、大切なのは入学することでなく、無事学位を取ることですので、これからが本番です。特に早期修了プログラムは研究成果が出ていたとしても1年の短期集中で目まぐるしく動くことになります。こちらにつきましてはこの後管理人の経験談を書いていきたいと思います。
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