最終審査について
これまでの中間審査と予備審査同様に、事前に主査・副査の先生に渡した博士論文と発表用スライドを基に発表を行いました。
発表時間も30分、質問は20分程度と予備審査とほぼ同様でした。ただ、管理人の所属していた専攻(現学位プログラム)では予備審査がオープンで、今回は先生方のみでの対応でした。
発表や質問に関しては、先日の予備審査で指摘された箇所を中心に修正・加筆を加え、その点を中心に質問を受けました。事前に何度も確認作業を実施し、それを基に感度のズレをなくそうとしていたこともあり、大きく荒れることなく、最終審査は終了しました。
いつものように試験室の外に出され、しばらくすると入ってくるようにと指示を受け、いつものように大丈夫ですと一言言われただけで終わりました。正直拍子抜けでした。
博士論文(最終版)と関連する書類の提出
最終審査が終わった後に、事前に先生方に渡した博士論文が返されました。そこにはどこを修正したらいいかが書かれており、今回は、さらに細かい体裁を直すようにということで、予備審査後ほどの負担にはなりませんでした。
予備審査時の反省から、最終審査の日程を早めたこともあり、提出期限まで2週間弱あったので、気持ちの上では、余裕がありました。1月29日までに指摘された箇所の修正に加えて、冷静に博士論文を読んでいて表現などが明らかに違和感のある点があったので、その点も確実に修正しました。博士論文は一般に公開されるものなので、おかしなところはできる限りなくしていきたいですから。
その後editageに英文校正依頼をかけ、メールを通じて博士論文のファイルの内容を先生方にチェックをしてもらいました。指摘されたところを修正しているということで、さらなる修正依頼はなく、その場で剽窃チェックツールであるiThenticateを用いたチェックを依頼しました。こちらもシミラリティが14%と問題なく、指導教官に直接会う機会に”論文公正に関する確認書”にサインを頂きました。
その後博士論文(最終版)を印刷し、ファイルに挟んだものと、論文公正に関する確認書を事務局に提出してひと段落です。今回は事務局から差し戻されることなく、無事提出できました。
教育会議と博士論文のデータ提出
その後は、2月3日に教育会議なるものがあり、その場で博士論文の内容について指導教官から、教育会議のメンバーに説明し、仮にこの場でなにか修正が求められた場合は修正のうえ、2月5日までに博士論文のデータをCD-Rに移して事務局に提出する必要がありました。この段階でまた修正があるのかと思うと気が気ではありませんでしたが、特に修正の要請は出なかったようです。2月3日にその旨のメールを受け取ったので、博士論文のデータをCD-Rにコピーし、2月5日にまた大学に直接向かい、CD-Rを提出しました。
社会人学生は、積極的に情報収集のうえ漏れの内容に対応しましょう
予備審査時もそうでしたが、審査後の書類提出について基本的な概要は事務局からメールで送られてきたのですが、その内容が限られており、かつ遠方に住んでいて指導教官の方や学生の方にも気軽に聞けないことから、いつ何をどのタイミングで出すのかということの把握が難しかったです。
ですので、事務局への確認や管理人の場合は同じ早期修了の同期に確認したりして情報収集の上、確実な状態にしてから大学に向かいました。遠方に住んでいる場合はこの資料がないから、また帰ってそろえてきますといったことがなかなかできないですしね。
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