山を越えて放心状態
予備審査直前の対応と、その後の論文等の修正や論文審査に関連する書類の提出など、最大の山場を越えて、過度の緊張状態からの解放と心身共に疲労が蓄積していたことから、11月の下旬から12月の中旬まではしばらく大学院関係のことには拒絶反応が出て、できる限り目を背けていました。そういうこともあり、先日のプリンターの購入や、高級オフィスチェアの購入をするに至ります。
最終審査に向けて重い腰をあげる
とはいえそのまま、目を背けて逃げたままというわけにはいかないので、最後の追い込みに向けて行動を開始しました。
今後の予定として
- 審査委員会審査(最終審査):1月9日~1月28日の期間中に実施
- 完成論文(仮製本)および関連書類の提出:1月29日
- 教育会議にて学位論文審査:2月3日
- 学位論文審査が合格したら論文(CD-R)の提出:2月5日
- 教育会議にて最終判断:3月上旬
- 最終判断で合格したら学位授与:3月25日
となっていました。
ポイントとして1月29日に提出する完成論文について、もし最終審査で修正を求められた場合、余裕をもって修正をしたかったことから、まずは、主査と副査に日程を調整してもらい出来るだけ早い最終審査の実施を計画しました。今回は1月13日ということで比較的余裕のある日程を確保することができました。
それまでに、片付けないといけないこととして
- 投稿した論文の受理
- 単位の取得に向けた手続きと報告書の作成
- 発表用スライドの作成
になります。
まずは、各論の最終章に該当する研究が記載された論文について、学会誌の査読者とのやり取りや論文の修正、再投稿を行っており、こちらは12月上旬に無事受理されました。直近の学会誌の発行が12月末なので早く手続しなさいと連絡があり、幸運にも博士論文前に無事関連する自身の論文を全て公開することができました。
また、単位の取得に必要な報告書の作成と確認を指導教官にお願いして最終審査前に無事許可が下りました。
最後に発表用スライドですが、予備審査時に指導教官との感度の違いが原因で直前で大幅な修正を行わなければならなかったことから、同じような事態が起きないかと戦々恐々としていたのですが、予備審査前後で話せることは話したせいか、年明けにはこれで行きましょうとあっさりとスライドが完成しました。
併せて最終審査前に前回と同じように博士論文を主査と副査の先生に送って、当日に備えました。併せて指導教官に管理人の博士論文を”iThenticate”を用いた剽窃チェックをお願いし、問題ないレベルであることを確認してもらいました。こちらにつきましては改めて記事にしたいと思います。
終わりが見えてきました
次から次へと仕事をしながらやらなければならないことを延々とこなし、心身とも疲労が蓄積する中で、あと一息という所まできました。正直予備審査前後で自身の限界を超えたこともあり、このころは悟りをひらいたような気持ちになっていました。
研究者に必要なのはひらめきや頭の回転の良さもあるかもしれませんが(両方とも管理人にはありませんが)、何よりもメンタルの強さとあきらめない気持ちなのかとこのころから感じるようになっていました。
体験談はもうしばらく続きますが、引き続きお付き合いいただけましたら幸いです。
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