時間との闘い
昨日の記事の通り、予備審査に合格すると論文審査用提出書類(学位論文審査願、履歴書、同意承認書、インターネット公表に関する申出書)と予備審査時に指摘された箇所を修正した博士論文を提出することになります。
管理人は11月7日に予備審査を受けて、なんとか合格しましたが、その後上記の書類の提出期限が11月13日で12日と13日は会社が休めない状況でした。また、審査届だけならともかく、予備審査前に主査と副査に渡した博士論文が返却され、赤ペンで記載された修正要望事項には、序論のさらなる肉付けと、各章のより詳細な記載、図表の修正を求められており、その量に圧倒され、同時に絶望しました。しかも管理人の苦手な英語で博士論文を書いていたので英文の確認も必要です。
そこで、予備審査終了後は心身とも疲弊していたので、11月8日より博士論文の修正をとにかく最優先で修正し、合間に各種書類を作成、11日までには修正した博士論文を速攻で主査と副査に確認してもらい、12日に会社が終わり次第大学に向かい、指導教官の秘書の方に書類を渡し、13日に専攻事務局に提出してもらうことにしました。
12と13日はどうしても休めない業務があったため、平日の8日と11日は有休を貰い土日の9と10日とを合わせて4日間部屋にこもりきりで対応を行いました。
眠れない…
まずは、論文全体の構成の練り直しです。誰でもわかりやすくということで、予備審査のスライドの最終版の流れに即し、かつ先生方のコメントを全て取り入れた形にします。全体の構成を見直したら、不足している箇所を追記していきます。
きりのいい所で修正追記が終了次第、さみだれ式で英文校正サービスのeditageに英文校正の依頼をかけていきます。通常英文校正は2日ほどかかるのですが、さみだれ式に数多くの修正箇所をできれば早く英文校正してとかなり無理をお願いをしましたが、こちらの無茶な依頼を受けてもらえて感謝しています。
8~10日は3時間、3時間、1時間の睡眠時間で修正した博士論文は本来の1.3倍くらいのボリュームになりました。11日の月曜日の早朝に主査と副査の先生に修正した論文を提出し、その他提出書類を書きながら、返信を待ちました。
主査と副査の先生方からは、お昼前あたりに返信があり、今回は最終版を出すわけではないことと、時間もないこともあり、そこまでの再修正は求められませんでした。しかし、わずかに修正箇所があったため、修正を実施しました。
翌日からの12日と13日は会社の大切な業務が入っていたので、12日の業務終了後に書類提出のために事前に不備がないかを確認の上、睡眠不足もあり、その後泥のように眠りました。
つくばでの滞在時間30分
12日の業務が終了したら、書類を直接つくばに持っていき、指導教官の秘書の方につくば駅で渡してそのまま直帰しました。業務が終了したのが17時45分ですので、移動時間を考慮すると19時にお渡しし、19時半に電車に乗り、帰宅したのが21時台と今思えば訳のわからないことをしたものだと思います。
11日に郵送したらいいじゃないかという考え方もあるかと思いますが、仮に大学に届いても学内での仕分け作業があることから12日に届かないという理由がありました。管理人のケースはかなり珍しいかと思いますが、社会人で大学から離れていると、このようなことが起こりうる可能性があります。
専攻事務局から書類が差し戻される
13日に秘書の方に提出をしてもらったのですが、当日専攻事務局から差し戻されたとの連絡がありました。秘書の方から、修正箇所を教えてもらい、業務終了後に修正を加えました。
併せて、専攻事務局に交渉し、本来締め切りは13日ですが、最短で有給をとることができる15日午後に修正した書類を提出することになりました。専攻事務局担当者曰く、このように修正が必要な場合対応できないため、直接来てほしいとのことでした。普段つくばにいる学生ならいいでしょうけど、遠方にいる社会人の場合は正直しんどいなと心の中で思いながら、了承しました。
ようやく提出が終わった
15日は研究室の秘書の方に、差し戻された書類を受け取り、問題の箇所を差し替えて専攻事務局に再提出しました。提出後は燃え尽きた状態で、しばらく何もする気が起きませんでした。
社会人学生はスケジュール管理と周囲への相談を大切に、そして感謝も忘れずに
社会人学生の場合は、時間の融通が利きませんので、自身にとって有利になるように前もってスケジューリングを進めましょう。どうしても難しい時は周囲に事情を説明したら以外にも融通を聞かせてくれるかもしれません。最後に、周囲の方々への感謝の気持ちを忘れず、与えられたチャンスをしっかりとモノにするべく、やらなければならない時は全力投球です。管理人のようなポンコツでも周囲の方々の助けもあり何とかなりましたので、これから学位取得に向けて頑張る社会人の方もきっと上手くいくはずです。
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