入学して学生証をもらったら
入学式・オリエンテーションを経てついに正式に学生になりました。その際に浮かんだのが、かつて帰省などでお世話になった学割などのアカデミックディスカウントが社会人でも使えるのかということでした。そこで、実際に管理人が学割をはじめとした学生優待制度について確認し、実際に使ってみたものを紹介していきたいと思います。
まずは、帰省などで利用する新幹線・特急電車や飛行機を使うことを想定した場合を見ていきたいと思います。
電車での長距離移動について
社会人学生でも学割は使えます
こちらに関しては社会人であっても学割が使用可能になります。ただし原則として”片道100km 以上で乗車券が2割引き”となりますので、近場での移動は当然使えません。
学割を使用する際には学割証の発行が必要になります。筑波大学の場合は各研究科(現研究群)の事務室に自動発券機があるはずですので、そこから発券します。遠方に住んでいる社会人にとっては、思い立ったらすぐに発券することはできませんが、定期的に大学に行くことになりますので、その際に発券するといいと思います。
なお、有効期限が3か月と定められていることから、有効期限を意識しながら発券しましょう。
また、発券枚数には制限があり、年間10枚だったかと記憶しています。こちらは変更されている可能性もありますので、事務室にて確認するといいと思います。
”えきねっと”でも学割は使えます
私は実家が遠方ですので、学生時代はもちろんのこと、現在でも新幹線にて帰省しています。学生証を持った時に感じたのがえきねっとで学割が使用できるのかでした。
”えきねっと”とはJR東日本が提供するインターネット上で指定席などの予約ができるウェブサイトのことです。インターネット上での予約ということで使えないのではなかと当初は不安視していました。
しかし、確認してみるとえきねっとで購入し、みどりの窓口で切符を受け取る際に学生証と学割証を提示すれば割引は可能になります。自動発券装置ではこのような対応は行えないため注意が必要です。
”えきねっとトクだ値”と学割どっちがお得か?
”えきねっとトクだ値”とはえきねっと会員限定で列車や席数、区間が限定されますが特急料金と乗車券が5~15%割引となるインターネット予約限定のきっぷになります。
どちらがお得かに関しては行き先がどこになるかによるかと思います。前述の通り学割は乗車券のみ20%の割引となります。ですので”えきねっとトクだ値”で15%割引になるケースではおそらく”えきねっとトクだ値”のほうが安くなります。
しかし、”えきねっとトクだ値”は席数が限定されており、予約の段階で取ることができなかったり、途中下車が不可能であったり、一度予約を確定し、切符を受け取ってしまうと新幹線や特急を変更ができないなど柔軟性がない点が欠点となりますので、利便性・柔軟性を考慮すると学割のほうがいいとなる場合もあるかもしれません。
”えきねっとトクだ値”と学割の併用は不可能
それでは”えきねっとトクだ値”と学割を併用したらいいじゃないのと考える方がいるかと思いますが残念ながら、それはできないようです。基本的に”えきねっとトクだ値”は特急券と乗車券が一体となった切符になります。ですので状況に応じた使い分けをする必要があります。
飛行機での移動について
飛行機の場合は年齢による割引が基本
JALやANAをはじめとした国内航空会社の割引は基本的には25歳以下を対象とした割引を実施しているようです。ですので、残念ながら社会人博士として学位を目指す方々は対象外となります。しかし例外があります。
ソラシドエアの”予約ができるヤング割”なら学割が使用できます
”ソラシドエア”は宮崎県に本社を置く新規参入航空会社です。航路は主に東京から九州など限定されてしまいますが、年齢に関係なく学割の提示により割義気が適用になる”予約ができるヤング割”が使用できます。予約の変更はできないですが、搭乗日当日でも適用可能で約50%の割引と非常に魅力的です。対象地域に実家がある方などは検討されてはいかがでしょうか。
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